学校とはどんなところか

何が起きても、当事者以外は、学校を疑はないだろう。
だって、いつも正しい、偉い先生様方によって運営されている、超安心で超安全な別世界と信じているからだ。

しかし、いじめ問題でよく見られるように、
いざ、何かが起こると、学校は、まず、
  学校の立場を守り
  メンツを守り、
  自己保身に懸命になる、

 隠しきれなくなるると
  部分的に事実を公表するが
  核心部分は明かさない、

毎回同じようなスタイル
いじめ自殺等のニュース報道を見て
多くの人が、そのように感じ、うんざりしているだろう。

強者が自分の非を隠ぺいし、自己保身に躍起になる、
学校業界のこんな体質は、どこから生まれるのだろう

  神聖不可侵な、俗世とは別の空間、
  先生と生徒という、絶対的強者と
     抵抗力のない弱者のみの空間
  外界から遮断され、外部から監視されない空間

学校という空間は、そんな空間なのか

学校のすべてがそうだとは言わない、
多くの先生方は、まさに、聖職というにふさわしい
努力と献身的労力を費やしていることは承知している

問題は、
学校の一部に、誤った体質があることである。

重大に過失責任があるにもかかわらず
その責任を問われない
学校という巨大組織の前に、
一生徒、一父兄など何の抵抗もできない

こんな土壌がある限り、事件事故は繰り返される

 学校事故を起こさせないために

事故の概要と経過

28.10.03 検察審査会より、不起訴は不当とする判決

 これだけ重大な事故を起こしておきながら、引率責任者に刑事責任なし、
 とした、名古屋高裁の不起訴判決は不当、と、検察審査会が議決


28.04.20 不起訴は不当と検察審査会に提訴

生徒を引率した統括責任者に刑事責任なしとする名古屋高裁の判決を不服として、検察審査会に提訴。






学校事故が事件になる現実

 単なる事故で片づけられてはたまらない、
 管理不行き届き、安全配慮義務違反が問われ
 事故ではなく事件としてとらえるべき諸事例
 


和解成立にみる学校の危機管理










和解成立についての記者会見】 
民事賠償は訓練施設が行ったので、再発防止対策等をしっかり行うことを条件に和解。


遺族の記者会










被告(豊橋市)顧問弁護士の
ぶら下がり会見












なぜ起きた カッターボート転覆事故

学校行事中に起きた死亡事故にもかかわらずその責任を訓練施設に転嫁し、誠意さえ示さないために遺族は、豊橋市の債務不履行責任と賠償責任を求めて提訴